遺影用写真について

悲報というものは突然やってきます。悲しみと慌ただしさの中で急遽遺影写真を用意したり、不自然な背景合成などで後から後悔したりなんてこともあるかもしれません。
下記は葬儀において困ったこと上位ベスト3です。

「葬儀費用」
「誰に連絡するか」
「遺影写真を探すこと」

経験した誰もが葬儀の準備など忙しい中で遺影写真を探すことは本当に大変だったという結果でした。急いで探してとりあえず使えそうなものを急遽選んで遺影写真にしたという方がほぼ9割りをしめるそうです。残りの1割りの方が生前に準備されていたか、故人様より生前に希望の写真のご指定があったという方々です。

遺影写真は後世まで残ります。ですので、最近ではこのように遺影写真を生前に準備されている人が増えてきています。ご自身だったりその家族でもやはり良いお顔の写真で納得のいくものを残しておくことは生前の準備としてやっておいて損は無いかなと思います。

どんな写真を選べばよいのか

スナップ写真であればピントが合っていて500円玉以上の大きさであれば可能だそうです。デジタルカメラや携帯カメラ等のデジタルデータであれば大きければ大きい画素数のものが好ましく理想は9Mピクセル以上です。なければ最低でも1～2Mピクセル（画素）位の解像度であれば大丈夫だそうです。

また、何点か候補があると良いと思います。

免許の証明写真でも集合写真でも上記の大きさでピントが合っていることが重要です。やはり小さい写真よりは大きい写真の方がきれいに加工することができます。

選ぶお顔としては、やはり笑顔の写真が良いと思います。家族をいつも見守っていてくれている、そう思えるような写真であれば、後世のご家族も写真を見るたびに思い出してくれることでしょう。

準備が間に合わなかった場合

もし準備が間に合わず急遽探さなければならない時はどんな写真を選べば良いのでしょうか。

故人様より指定が無い限りは、亡くなられる5年以内の元気なお写真を選ぶことが多いようです。あまりに昔の写真ですと違和感がありますし、やはりさかのぼっても3～5年以内が好ましいようです。もちろん亡くなられる日に近い写真で良いお顔のお写真があればそれを使っていただいて良いでしょう。

故人の写真が無い場合

葬式では写真が必ずしも無いといけないということはありませんが、それば故人の遺志で遺影を作らないという場合以外は、あった方がいいでしょう。故人様を御見送りするのはご家族の気持ちが一番ですが、一般的に故人様を偲ぶ為にも遺影写真はあった方が良いと思います。
集合写真、運転免許証、パスポート、結婚式の写真等とにかくよく探してみて下さい。それでも無い場合は無しで行うか似顔絵屋さんを紹介してくれる葬儀社もあるようです。

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遺影用写真の準備について

近年では家族が困らないように、ご自身が元気なうちに用意しておくという方も増えているようです。写真館やスタジオに行って撮影しておくケースもあります。しかし、遺影用写真ですと写真館に行くと少し暗い空気になって表情も固くなるもしれませんね。

私がお勧めするのはやは、旅行やお正月で親族で集まるときなど、毎年簡単でも家族写真等を撮っておくと良いかもしれませんね！もちろん遺影を意識して撮る必要はなく、自然な笑顔で。後から見て思い出としても写真はとても良いものだと思います。

スタジオで撮ったものでも家族スナップでも何枚か候補があれば良いと思います。遺影写真を準備される際はご自身と家族が納得したものを選びましょう。